ウッドガススト-ブの燃焼実験
煤に焦げた薬缶がヒュ~ヒュ~音を立てながら蒸気を噴出しています。
じつは、ウッドガススト-ブなる熱源で沸かされた薬缶のお湯が沸騰している様を写したものです。
ネット情報で得たウッドガススト-ブなる物に興味をもったHikoさんは、雨の日の手慰みで自作してみる事にしました。
ネット通販で買ってしまえば、ポケットマネ-ででも財布の中身は然程痛手をこうむることはない価格ではありますが、この構造を理解して、試して見る事に価値を見出し、さしずめ頭の体操といったところです。
ましてや、指先の運動も加わって、ボケ防止には丁度好い教材でしょうか・・・
ウッドガスとは簡単に言ってしまえば単なる「煙」、それを二次燃焼させて燃焼効率を上げて、燃料になる木材を完全燃焼させ、ついでに調理の役にも立てるというやつです。
作り方は色々で、百均グッズで作るもよし、しかし、ここは有り合わせで、ゼロ金試作をこころみました。
手持ちの道具と、有り合わせの材料、必要なのはHikoさんの老いぼれた脳みそ、それと、使い込んでくたびれた手先だけです。
まずは、適当な空き缶探しから始まり、外缶は以前飼っていたワン公の蚊取り線香の空き缶、内缶はクレオソートの1L缶を見つけて、道具はと言えば、サンダ-(グラインダ-)とラジオペンチ位で済ませました。
実際、本物のウッドスト-ブなる物を見たことが無いので、大きさや燃焼の状況とか、火力の程は分かりませんが・・・・
すべて憶測に基づいて、いつもながらのHikoさん流でやって見ることにしたのですが、作るのは然程難しくはないのですが、はたしてこれでよいのか?
出来栄えは粗削りなりに、即、燃焼実験に入り、燃焼はさしずめ良好、空き缶細工の五徳は設置に難ありで不安定、しかし、薬缶7分目くらいの水には耐えられて、熱いコ-ヒ-はなんとか味わえました。
雨の日の退屈しのぎには好い経験でしたが、なにぶん燃料がしけっていて、十分な性能が発揮できたかどうかは分からないので、天気が回復した時にでも再実験してみたいものです。
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
(逆さに観てます)
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
Sony α100 ・ AF MINOLTA 24-50 4
この度の集中豪雨とその多大なる被害、お見舞い申し上げす。
被害地との位置関係がわからないまでに心配しておりましたがこのブログアップを見て安心しました。
よくもまあ~・・次から次へと面白いものを見つけて来るものですね、我が国の戦後に初めて使われたバス、オート三輪トラックが、全くこの方式でしたね、大きなタンクを二つ装備して手回しの送風機を回してガスを濃くしてから走り出したものです。
燃料源は10㎝ぐらいに切り揃えたまきでした。
Hikoさんの全て手造りなところはさしづめデンジロー先生ですね。
ご丁寧なお見舞いコメントをありがとうございます。
今回の豪雨被害は同じ県内でありながら、極端に明暗が分かれた様です。
私の住む場所ではかなりの雨は降りましたが、被害を及ぼすというような事は有りませんでした。
甚大な被害を受けた東峰村は先日(1月くらい前に)訪れたばかりでした。
ウッドガススト-ブの件は、たまたまネットで見つけたもので、最初は燃焼原理が解からずにいましたが、何度も見ているうちに納得し、早速試作してみました。本気で取り組めば改良の余地はあると思いますが、お遊び用としては、未完成位の方が、後、楽しめそうです。